Fascination About 非実在世界
それから十年。忙しさにかまけて、あの約束を思い出すこともなくなっていた。2)今回の改正案に至るプロセスを東京都青少年問題協議会の議事録などから判断する限り、当事者である表現者はもとより、出版関係者や専門家など、周囲の意見を十分に考慮したものであるとはみなしがたい。問題の本質は憲法で保障されている表現の自由に関わるものであり、十分なエビデンスと議論がないまま、このような規制が行われることには深い危惧を抱かざるをえない。
このような明示的かつ客観的な裏付けがないにも関わらず、単に「幼く見える」「声が幼い」といった主観的な理由で対象とすることはできず、恣意的な運用は不可能。
・東京都は国から予算援助を受けていない独立性があり、他県への影響は絶大。
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インターネットの価値はまさしく、こういったむちゃくちゃなことを破壊することにあり、インターネットは破壊のメディアだとよく言われますが、破壊されているのはこういった「非実在青少年」のような「理不尽」そのものです。今まではこういった理不尽なこと、自分の価値観こそが正しく、その価値観からはみ出した人間を犯罪人扱いするという低レベルな考え方がまかり通っていたわけですが、これからはもう通用しません。なぜなら、理不尽ではない「本当のこと」がインターネットに出てくるからに他なりません。玉石混淆こそがインターネットの強みであり、その中には確かに「本当のこと」も含まれている、これが強い原因になっていきます。理不尽がまかり通る今までの世界では、悪貨が良貨を駆逐してしまいますが、本当のことが最後に勝利する世界をこれから作り出すのがインターネットの真の価値であり、この戦いはちょうどこれから始まり、今から延々と続いていくことになるのだ、という認識でほぼ間違いないはずです。
改定案への意見具申を行った、東京都知事の付属機関である「東京都青少年問題協議会」の専門部会の議事録(こちらから)を読むと、悪質な児童ポルノ作品を資料として机の上に展開しながら、委員の人々が、次第に冷静さを失っていく様子が目に浮かぶ。
青少年はそもそも何見ても性的に刺激されるだろう。かつて自分は、英語の教科書に登場するルーシーとベンで不健全な妄想をしたぐらいである。中高生でありとあらゆるものを、妄想の素材とする。人間の妄想の自由、それを共有することの自由を犯されたくない。それを法で罰していくのは間違っている。
性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか。
エロマンガを不健全だとして市場から追い出すと、ピラミッド構造が崩壊する。
条例改正案の反対メンバーは、民間組織と政府、地方自治体、保護者、学校、地域との連携が必要不可欠であるとし、条例などの規制が一律に強化される場合、民間の取り組みを萎縮させ、バランスを欠いたものになるとの見解を示している。また、条例改正案について、民間の自主的な取り組みを最大限尊重し、条例改正の必要性有無も考慮した上で、慎重な審議を求めている。
規制に賛成する人は基本的に「見たくない、自分たちから遠ざけて欲しい」と願っているだけであり、それが自分個人の趣味嗜好の問題であることが認識できず、「公的な問題」だと思い込んで信じ込んでいるわけです。はっきり言うと、カルト宗教に近い感じです。子どもを隠れ蓑にして自分の趣味嗜好をごり押ししているだけであり、こういった人たちを啓蒙していかないと、永遠に戦い続けなくてはいけません。規制賛成・規制推進派は廃案になってもまた出し直せば済むだけなので、何度でも法案を出したり引っ込めたりが可能であるのに対し、規制反対派は一度でも案が通ればその時点で「終了」「ジ・エンド」です。規制の先に待つのはこういった形のワンピースです。こういった状況をすべて考慮すると、単純なゾーニングや自主規制では解決できない、つまり「規制賛成・規制推進」といったグループを何とかしない限り、どうにもならないわけですし、逆に「規制賛成・規制推進」グループについても、規制を押し進めても彼らの不安は解消しません。なぜなら、今回は出てきませんでしたが、最終的に規制を押し進めて行き着く先は「内心の自由」の規制だからです。世界史を見ればわかりますが、人間は権力を握り、そして集団で暴走し始めるとあっという間に内心の自由を侵害したくなる獣のようです。
非実在世界 凡例
思わず涙がこぼれた。彼はそっと私の頬を拭い、ぎゅっと抱きしめてくれた。彼の体温、心臓の音、全てが私を安心させてくれる。